先に答えだけ書きます。
| OS | ブラウザ | 押すキー |
|---|---|---|
| Windows | Chrome | Ctrl + Shift + R(または Ctrl + F5) |
| Edge | Ctrl + Shift + R(または Ctrl + F5) | |
| Firefox | Ctrl + Shift + R(または Ctrl + F5) | |
| Mac | Chrome | Command + Shift + R |
| Edge | Command + Shift + R | |
| Firefox | Command + Shift + R | |
| Safari | Command + Option + R |
Safariだけ、キーの組み合わせが違います。
Macの Chrome や Firefox と同じつもりで Command + Shift + R を押すと、Safariでは「リーダー」が開きます。
装飾が消えて白い文字だけのページになるので驚きますが、壊れたわけではありません。もう一度同じキーを押せば戻ります。
なおスマホには、この操作自体がありません。代わりの方法は後で説明します。
スーパーリロードとは、手元に残っている古いデータを無視して、サーバーからページを丸ごと読み直す操作です。
「強制再読み込み」「ハードリロード」とも呼ばれます。
やり方は、これで終わりです。
ただ、押したあとに落とし穴が1つあります。
新しくなるのは、操作したあなたの画面だけです。
こんにちは。
三重県でホームページ制作をしているMYコンサルティング株式会社、代表の宮本です。
当社の保守サポートでも、この行き違いは実際によく起きます。
キーが効かないときの確実な方法、スマホでの代わり、押しても直らないときの原因、
そしてお客様の画面まで新しくするにはどうするかを順に書きます。
キーが効かないときの確実な方法
Ctrl + F5 を押しても変わらないことがあります。
ブラウザによっては、キー操作だけでは一部のファイルが取り直されないためです。
ChromeとEdgeには、もっと確実な方法が用意されています。
- Windowsは F12、Macは Command + Option + I を押します(画面の横か下に、英語だらけの窓が出ます)
- その状態のまま、アドレスバーの左にある再読み込みボタンを長押しします
- 出てきたメニューから「キャッシュの消去とハード再読み込み」を選びます
- 同じキーをもう一度押して、窓を閉じます
ここで出てくる窓は、開発者向けの画面です。
英語がずらっと並んで驚くかもしれませんが、閉じれば元に戻ります。
触っても、ホームページ側が壊れることはありません。
Safariの場合は、メニューからでも同じことができます。
ただしOptionキーを押しながら「表示」メニューを開いてください。
押している間だけ、「ページを再読み込み」が「元のページから再読み込み」に変わります。
Optionを押さずに開いても、この項目は出てきません。
普通の再読み込みとの違い
ブラウザは、一度見たページの画像やデザインのファイルを、パソコンの中に控えとして保存しています。
2回目からの表示を速くするための仕組みで、これをキャッシュといいます。
| 普通の再読み込み (F5 / Command + R) | スーパーリロード (Ctrl + F5 など) | |
|---|---|---|
| 手元の控え | 使います | 無視します |
| サーバーへの問い合わせ | 「変わった?」と聞くだけ | 中身をすべて要求する |
| 表示の速さ | 速い | 少し待つ |
| 更新の反映 | 古いままのことがある | 最新になる |
普通の再読み込みは、サーバーに「変わりましたか?」と聞くだけで、
変わっていないと言われれば手元の控えをそのまま使います。
だから何度押しても、古い画像や古いデザインが出続けることがあります。
「更新したはずなのに変わらない」の正体は、たいていこれです。
スマホにスーパーリロードはありません
ここでつまずく方がとても多いのですが、スマホの画面操作だけでスーパーリロードをする方法はありません。
パソコンのようなメニューやキー操作が、そもそも用意されていないためです。
画面を下に引っぱる「引っぱって更新」も、普通の再読み込みと同じです。
何度やっても古いままのことがあります。
いちばん早いのは、シークレットモードで開く
シークレットモード(プライベートブラウズ)で開くと、普段の閲覧で溜まった控えの影響を受けずに確認できます。
設定を触る必要がないので、これが最速です。
先に、確認したいページのアドレスをコピーしておいてください。
新しく開いたウィンドウは何も表示していないので、アドレス欄に貼り付けて移動します。
検索し直すと別のページに入ってしまうことがあるので、コピーして貼るのが確実です。
- iPhone(Safari):画面下の「詳細」ボタン(…)→「新規プライベートタブ」→ アドレス欄に貼り付けて移動
※ iOS 17以前は、右下のタブボタンを押して「プライベート」に切り替えます - Android(Chrome):右上の点3つ →「シークレット」と付いた項目 → アドレス欄に貼り付けて移動
※ 「新しいシークレット タブ」「新しいシークレット ウィンドウで開く」など、機種や版によって表記が変わります
ここで新しくなっていれば、ホームページ側はきちんと更新されています。
普段の画面が古いのは、その端末に残った控えの影響と考えてよいでしょう。
ログインが必要なページでは、表示が変わる点にご注意ください。
プライベートではログアウトした状態で開くため、会員向けの表示などは普段と違って見えます。
お知らせや料金など、誰でも見られるページの確認に使ってください。
控えそのものを消す場合
Android(Chrome)は、消す項目を選べます。
右上の点3つ →「閲覧履歴データの削除」→ 「キャッシュされた画像とファイル」だけにチェックして削除してください。
「Cookie」や「パスワード」まで一緒に消さないでください。
いろいろなサイトからログアウトされて、面倒なことになります。
チェックを入れるのは「キャッシュされた画像とファイル」だけです。
iPhoneは、消す項目を選べません。
履歴もCookieもまとめて消えるため、各種サイトからログアウトされます。
表示を確認したいだけなら、先にプライベートブラウズを試してください。そちらで十分です。
それでも消す場合は、iPhone(Safari)は 設定アプリ → Safari →「履歴とWebサイトデータを消去」です。
押しても直らないなら、原因はブラウザではありません
スーパーリロードをしても、履歴が残らないウィンドウで開いても古いまま。
その場合は、次の順で確認してください。
- 見ているURLが合っているか。wwwの有無や、似た別ページを開いていないか
- 更新そのものが終わっているか。作業が完了しているか、制作会社に確認する
- それでも変わらなければ、サーバー側に古い控えが残っている可能性を制作会社に見てもらう
3番目は、見ている側では消せません。
切り分けの手順はホームページを更新したのに反映されない|キャッシュ以外の原因8つにまとめてあります。
直ったのは、あなたの画面だけです
スーパーリロードは、操作した人のブラウザに対してだけ効きます。
あなたの画面が新しくなっても、お客様の画面が新しくなったわけではありません。
制作側で確認して「反映されています」とお伝えしたあとに、
「知り合いに見てもらったら、まだ前のままだと言われた」とご連絡をいただく。
当社でも珍しくない出来事です。
スーパーリロードは「確認するための操作」であって、「直すための操作」ではありません。
お客様全員に新しいページを届けるのは、制作側の設定の仕事です。
人に確認を頼むときは「シークレットウィンドウ」と言ってください
「本当に直ってる?」を誰かに見てもらうとき、
「Ctrl と F5 を押してみて」と頼むのはおすすめしません。
電話越しにこれを説明するのは、想像以上に大変です。
相手のパソコンがWindowsかMacか、ブラウザが何かで押すキーが変わりますし、
「Ctrlってどれ?」から始まることもあります。
当社がお客様にお願いするときは、こう言います。
「履歴が残らないウィンドウで開いてみてください」
押すキーを説明する必要がなく、パソコンでもスマホでも同じ考え方で通じます。
控えを一切使わない状態で開けるので、確認としてはこちらのほうが確実です。
呼び名がブラウザごとに違うので、そこだけ注意してください。
Chrome は「シークレット」、Edge は「InPrivate」、SafariとFirefoxは「プライベート」。
言葉は違いますが、どれも同じ「履歴も控えも残さないウィンドウ」のことです。
キーで開くなら、次のとおりです。
- Chrome・Edge・Safari:Ctrl + Shift + N(Macは Command + Shift + N)
- Firefox:Ctrl + Shift + P(Macは Command + Shift + P)
キーを使わなくても、メニューから上の名前が付いた項目を選ぶだけで開けます。
人に頼むときは、こちらのほうが伝わります。
そもそも起きにくくするには
ここはホームページを持っている方向けの話です。
お客様にキー操作をお願いしないと反映されない状態は、設定で直せます。
要点は3つです。
- 文章のページは、毎回サーバーに確認させる(お知らせや料金の変更がすぐ届く)
- デザインや画像は、長く控えさせる(毎回読み直すと表示が遅くなる)
- 更新したファイルだけ、名前に印を付けて配る(変えたものだけ確実に取り直させる)
3つ目が要です。
読み込み先に更新日の印を付けておくと、ブラウザは「別のファイルだ」と判断して必ず取り直します。
当社では、更新のたびにこの印を付け替える作業を手順に組み込んでいます。
具体的な設定の中身は、更新が反映されないときの記事で詳しく書いています。
いま制作会社に依頼している方は、「更新したとき、お客さんの画面にはどれくらいで反映されますか」と一度聞いてみてください。
すぐに答えが返ってくるなら、設定は考えられています。
よくある質問
スマホでスーパーリロードはできますか?
画面操作だけでできる方法はありません。
パソコンのようなメニューやキー操作が用意されていないためです。
履歴を残さないウィンドウ(iPhoneはプライベート、Androidはシークレット)で開くのがいちばん早く、確実です。
F5とスーパーリロードは何が違うのですか?
F5は普通の再読み込みで、手元にある控えを使います。
スーパーリロードは、その控えを無視してサーバーから全部取り直します。
「何度F5を押しても変わらない」のは、控えが使われ続けているためです。
Safariでキーを押しても効きません
Safariだけ組み合わせが違います。
Command + Option + R を押してください。
なお Command + Shift + R を押すと、Safariでは「リーダー」が開いて見た目が変わります。壊れたわけではないので、もう一度同じキーを押せば戻ります。
メニューから行う場合は、Optionキーを押しながら「表示」を開くと「元のページから再読み込み」が現れます。Optionを押さないと出てきません。
スーパーリロードしても古いままです
まず履歴が残らないウィンドウでも古いかを確かめてください。
そこでも古いなら、次に見ているURLが合っているかと更新作業が終わっているかを確認します。
それでも変わらない場合は、サーバー側に古い控えが残っている可能性があるので、制作会社に見てもらってください。
キャッシュを削除すると何か消えてしまいますか?
どの操作を選ぶかで、消えるものが変わります。
写真や連絡先など、端末本体のデータに影響しない点は共通です。
Androidは削除項目を選べるので、「キャッシュされた画像とファイル」だけにチェックすればログイン状態は残ります。
iPhoneは選べません。まとめて消えるので、ログイン状態も失われます。
確認したいだけなら、iPhoneではプライベートブラウズを使うほうが安全です。
お客様にもスーパーリロードをしてもらう必要がありますか?
本来は必要ありません。
設定がきちんとしていれば、お客様は何もしなくても新しいページが表示されます。
お客様にキー操作をお願いしないと反映されない状態のほうが問題だとお考えください。
まとめ
- Windowsは Ctrl + Shift + R、Macは Command + Shift + R。SafariだけCommand + Option + R
- Chrome・Edgeで効かないときは、開発者ツールを開いた状態で再読み込みボタンを長押しして「キャッシュの消去とハード再読み込み」
- SafariはOptionを押しながら「表示」→「元のページから再読み込み」。Firefoxは履歴が残らないウィンドウで確認するのが早いです
- スマホに同じ操作はありません。履歴を残さないウィンドウで開くのが最速
- それでも古いなら、原因はサーバー側か、更新そのものです
- 直ったのはあなたの画面だけ。お客様の画面は別の話です
- 人に頼むときは「履歴が残らないウィンドウで開いて」。Chromeはシークレット、EdgeはInPrivate、Safariはプライベートです
そして、本来この操作は、毎回必要になるものではありません。
更新のたびにキーを押さないと確認できない状態が続いているなら、設定を見直す価値があります。
「毎回反映が遅い気がする」「お客さんから古いままだと言われた」という方は、お気軽にご相談ください。
現状を無料で確認いたします。