| 対策前 | 対策後 |
| sitemapの最終取得 | 9月8日 | 9月15日 |
| ブログ一覧 | 検出・未登録 | 登録されました |
| 記事(Claude in Excel) | 認識されていない | 登録されました |
| 記事(GPT-6 Astra) | 検出・未登録 | クロール済み |
| 記事13本の内訳 | 登録0 / 検出8 / 未認識5 | 登録1 / クロール済1 / 検出9 / 未認識2 |
表の「記事13本の内訳」は記事だけの数字で、一覧ページはこれとは別に登録されました。
ここは正直に書いておきます。どれが効いたのかは切り分けられていません。
3つを同時にやったためです。本来は1つずつ試すべきですが、13本すべてが未登録という状況で悠長なことはしていられませんでした。
「こうすれば直る」と言える結果ではありません。同じ状況で試す価値のある3つ、という程度に受け取ってください。
同じことが起きていないか、確かめる方法
自社のブログで同じ状態になっていないか、3分で確認できます。
手順1|Search ConsoleでURLを検査する
Search Consoleの上部にある検索窓に、記事のURLを貼って実行します。
見るのはこの2行です。
サイトマップ ← 何も出ていなければ、sitemapから見つけられていない
参照元ページ ← 「検出されませんでした」なら、リンクが1本もない
空欄でもリンクが無いと決まったわけではありません。このレポートでは分からない、という意味です。
だからこの後の手順で、リンクを自分で数えます。
手順2|sitemapの最終読み込み日を見る
Search Consoleの「サイトマップ」を開いて、最終読み込み日時を確認してください。
直近の記事公開日より前で止まっていたら、Googleが持っているのは古い版だということになります。
手順3|その記事へのリンクを数える
自分のサイトの中で、その記事へリンクしているページが何枚あるか数えます。
本数だけで良し悪しは決まりませんが、1枚しかない場合、その1枚がクロールされないと先に進みません。
当社はこの状態でした。
「書いたのに順位が上がらない」の前に、載っているかを見てください。
順位の話は、インデックスされて初めて成立します。
当社は13本書いた時点でここに気づきました。もっと早く見るべきでした。
記事を書くことと、届けることは別の作業です
今回いちばん反省しているのは、書いて公開した時点で仕事が終わったつもりになっていたことです。
公開作業はきちんとやっていました。
sitemapに追加して、IndexNowも送って、記事の中身も2段階でレビューしていました。
それでも読まれる道を作っていなかったので、1本も届いていませんでした。
新しいサイトや、新しく始めたブログでは特に起きやすいと思います。
外からのリンクが少ないうちは、サイトの中の道がそのまま生命線になるためです。
当社では今回の件を受けて、記事を公開したら「どこからリンクを張るか」まで含めて1つの作業と決めました。
AIに任せてよかった部分
この調査は、すべてClaude Codeにやらせています。
Search ConsoleのURL検査は、画面から1本ずつ調べると1件あたり10秒ほどかかります。
13本なら手作業でもできますが、比較のために事業ブログ側も12本調べたので、合計25本です。
APIを叩かせれば、この25本が1回で出ます。
そして2つのブログの登録状況に、どれだけ差があるかを数字で比べられました。
これが無ければ、原因がクロール導線だとは気づけなかったと思います。
逆に、AIに任せて危なかった部分もあります。
調査の途中で「フォームのメールが届いていない」と誤った報告を受けました。
Gmailの検索条件が悪くて0件になっていただけで、実際には全部届いていたのです。
0件という結果は、無いことの証明にはなりません。
道具の使い方が間違っていても0件になります。
AIに調べさせるときは、「見つからなかった」を「存在しない」と読み替えないことが大事だと痛感しました。
よくある質問
「検出 - インデックス未登録」と表示されます。記事を書き直すべきですか?
リライトの前に確認することがあります。検出はまだクロールされていない状態で、Googleは理由として「サイトへの過負荷が予想されたためクロールを再スケジュールした場合」を挙げています。この表示だけでは原因は特定できないので、サーバーの応答・内部リンク・サイトマップを先に確認してください。なおGoogleは、この状態で再クロールをリクエストする必要はないとしています。
sitemapに載せているのに、インデックスされません。なぜですか?
Googleがsitemapを取りに来た日を確認してください。Search Consoleのサイトマップ画面に最終読み込み日時が出ます。その日付が記事の公開日より前なら、Googleが持っているのは記事の載っていない古い版だということになります。同じURLを再送信して取得を促せますが、Googleはサイトマップをヒントとして扱っており、取得は保証されません。当社の場合は再送信後に日付が更新されました。
インデックス登録のリクエストは、全記事に出したほうがいいですか?
入口になるページを優先してください。一覧ページがクロールされれば、そこから記事へのリンクが見つかる可能性があります。1本あたり2〜3分かかるので、全記事に出すより一覧ページを先にするほうが効率がよいと思います。ただし各記事が登録されるかは別なので、あとで1本ずつ確認してください。
内部リンクは何本張ればいいですか?
本数より、どこから張るかだと考えています。クロールされているページから張るほうが、見つけてもらえる可能性が高くなります。当社は一覧からの1本だけで、その一覧がクロールされていませんでした。
Claude Codeを実務でどう使っているかは、別の記事に書いています。
AI社員として働かせた実録、
auto modeの使いどころ、
スマホからリモートで動かす方法、
そしてAI検索での見え方を調べた LLMO診断 です。
まとめ
ブログがインデックスされないとき、真っ先に疑われるのは技術的な不備です。
当社の場合は確認した7項目では見つかりませんでした。そこで導線を疑い、手当てをしたら状態が動きました。
確認する順番
1|URL検査で「参照元ページ」を見る。空欄ならリンクが無い
2|sitemapの最終読み込み日が、記事公開日より後か確認する
3|その記事へのリンクが、サイト内に何本あるか数える
そのうえで打った手が、クロールされているページからリンクを張ることです。
本数より、どこから張るかを見たほうがよいと思います。
当社はホームページ制作とAI活用の支援をしています。
自社でも同じ失敗をしているので、きれいごとは書けません。
ただ気づける仕組みを持っているかどうかで、失う時間はまったく変わります。
今回は公開から5日で気づけました。
見ていなければ、半年気づかなかったかもしれません。