ホームページビルダーは終了?時代遅れ?今も使えるかとサポート期限、乗り換えの判断

古いノートパソコンから新しいパソコンへホームページのデータを移す様子

「ホームページ・ビルダーって、もう終わったソフトなの?」
昔ホームページ・ビルダーで自分のお店や会社のホームページを作り、そのまま何年も使っている方なら、一度は気になったことがあると思います。

先に結論です。ホームページ・ビルダーは終了していません。
「時代遅れ」と言われるのは、ソフトそのものより、古い版で作ったページがスマホに合っていないことが多いからです。
最新版の「ホームページ・ビルダー23」が2025年6月に発売され、今も販売されています。
困るのは、古い版で作ったまま使っている場合です。お店で買えるパッケージ版・ダウンロード版は、22も2026年6月でサポートが終わりました。まずは自分のホームページが何の版で作られているかを確かめてください。

こんにちは。
三重県でホームページ制作をしているMYコンサルティング株式会社、代表の宮本です。

この記事では、ホームページ・ビルダーの今の状況、自分の版を調べる方法、古い版のまま使い続けると困ること、乗り換えるならどうするかを、制作会社の側から順番に説明します。
記事の中の版ごとの情報は、2026年10月にジャストシステムの公式サイトで確かめたものです。

ホームページ・ビルダーは終了した?今の状況

ホームページ・ビルダーは、もとは日本IBMのソフトで、2010年からはジャストシステムが作って売っています。
2020年4月に22が出たあと、しばらく新しい版が出ませんでした。そのため「もう終わった」「時代遅れ」という話が広まりましたが、2025年6月27日に23が発売されています。

23には、次の2つの作り方が入っています。

入っているものどんな作り方か
ホームページ・ビルダー SP部品を並べて作る。HTMLを知らなくても作れる
ホームページ・ビルダー クラシック昔からある作り方。HTMLやCSSを直接書き換えることもできる

公式サイトでは、WordPressにも対応していると案内されています。
つまり、ソフトそのものは今も使える状態です。問題になるのは、手元にあるのが古い版の場合です。

版ごとのサポートとWindows 11の対応

ホームページ・ビルダーのサポート期間は、お店や通販で買うパッケージ版・ダウンロード版(個人向け)と、会社でまとめて契約する法人向けライセンスで違います。
ジャストシステムのサポート商品一覧に載っている終了日は、次のとおりです。

版発売個人向けのサポート法人向けライセンスのサポート
232025年6月サポート中2033年3月末まで
222020年4月2026年6月26日で終了2028年3月末まで
212016年10月2021年4月で終了2024年3月末で終了
202015年10月2018年10月で終了2023年3月末で終了

個人で買った方は、23より前の版はすべてサポートが終わっていることになります。
Windows 11については、22はジャストシステムのFAQで動作確認済みと案内されています。一方、個人向けのWindows 11対応表に載っているのは23だけで、表に載っていない商品は「動作確認と対応の予定がない」とされています。21より前の版は、Windows 11で起動することはあっても、動かなくなったときにメーカーに頼れないということです。

自分のホームページが何の版で作られたか調べる方法

ソフトが手元のパソコンに入っているなら、ソフトのヘルプにあるバージョン情報で確かめられます。
ソフトがどこにあるか分からない、作った人がもういない、という場合は、ホームページの中身から調べる方法があります。

手順やること
①パソコンで自分のホームページを開く
②ページの何もないところで右クリックし、「ページのソースを表示」を選ぶ
③Ctrlキーを押しながらFキーを押し、「Homepage Builder」と入れて探す
④「JustSystems Homepage Builder Version 21.0…」のような1行があれば、その数字がそのページを作ったり直したりした版の手がかり

ホームページ・ビルダーは、ページの中に使ったソフトと版を書いた目印(GENERATORという情報)を自動で入れます。
ただし、設定で入れないようにすることもできるので、見つからなくても「ホームページ・ビルダーではない」とは言い切れません。
今パソコンに入っている版は、ソフトのバージョン情報で確かめるのが確実です。

ホームページを最後にいつ更新したかも、あわせて確かめておくと判断しやすくなります。調べ方はホームページの更新日を調べる方法にまとめています。

古い版のまま使い続けると困ること

困ることどういうことか
① パソコンを買い替えたら更新できなくなるホームページのデータは、作ったパソコンの中にある。新しいパソコンに古い版が入らない、データを移し忘れた、で手が止まる。移し方は公式サイトに手順がある
② 動かなくなっても、メーカーに聞けないサポートが終わった版は、困ったときの問い合わせ先がない
③ スマホで見ると崩れていることがあるスマホが広まる前の作り方のまま作られたページは、スマホで文字が小さく、横にはみ出しやすい
④ 作った人しか触れない家族や前の担当者が作り、今は誰も操作が分からない、ということもある

とくに①は、パソコンを買い替えるときに初めて気づくことが多い困りごとです。
今のパソコンが動いているうちに、ホームページのデータがどのフォルダに入っているかだけでも確かめておいてください。

データが見つからなくても、作り直しはできます
パソコンが壊れた、作った人がもういない、という場合でも、今公開されているページの文章や写真を元に作り直すことができます。ドメインの契約さえ続いていれば、同じURLのまま新しくできます。
当社では、お店の名前が入ったデモサイトを無料でお作りしています。今のホームページと見比べてみる

「保護されていない通信」と出るのは、ソフトのせいではありません
ホームページを開いたときにブラウザに「保護されていない通信」と出るのは、https に対応していないためです。これはホームページ・ビルダーの版ではなく、主にサーバー側の設定で決まります。ページの中の画像などのURLを https に直す作業が要ることもあります。
くわしくは「保護されていない通信」の原因SSLとはで説明しています。

乗り換えるなら3つの道

道向いている人気をつけること
23に買い替えて、自分で続ける今のホームページの作りに満足していて、自分で更新を続けたい古い版のデータは23の「クラシック」で編集できるが、「SP」では開けない。古いページはスマホ向けに作られていないことがある
WordPressに移るお知らせやブログを、自分でこまめに書きたい本体・テーマ・プラグインの更新が欠かせない。移すのは手作業になることが多い
制作会社に作り直してもらう自分で触る時間がない、スマホでもきれいに見せたい更新をどこまで頼めるか、ドメインとデータを引き継げるかを契約前に確かめる

どれが正解かは、「これから誰が、どのくらい更新するか」で決まります。目安は次のとおりです。

  • 自分で操作でき、ページの作りもそのままでいい → 23に買い替える
  • お知らせやブログを、週に何度も自分で書きたい → WordPressに移る
  • 更新は年に数回で、スマホでもきれいに見せたい → 制作会社に作り直してもらう

期限も1つ覚えておいてください。個人で買った22のサポートは2026年6月に終わり、パソコン側のWindows 10も、マイクロソフトの通常のサポートが2025年10月に終わっています。次にパソコンを買い替えるときが、決めどきです。
WordPressにするかどうかで迷ったらWordPressと静的HTMLどっち?、作り直すかどうかで迷ったらホームページが古いとどうなる?も参考にしてください。

乗り換えで失わないために、先に確かめること

  • ホームページのデータ:作ったパソコンのどのフォルダに入っているか。外付けの記録装置などに控えを取っておく
  • ドメイン(URL)とサーバーの契約:誰の名義で、どこと契約していて、いつまで有効か(ドメインの有効期限を確認する方法)
  • 今のURL:名刺やチラシに載っているURL。作り直した後も、古いページのURLから新しいページへ転送できるようにする

ドメインはホームページの住所です。
作り直しても同じドメインを使い続け、古いページのURLから新しいページへ転送できれば、名刺やチラシを刷り直さずに済みます。管理する会社を移すときの手続きはドメイン移管とはで説明しています。

当社にご相談いただく場合
当社はWordPressを使わず、ページを1枚ずつファイルで作る「静的HTML」という作り方をしています。ホームページ・ビルダーのクラシックで作ったホームページと同じ仕組みなので、WordPressのような本体や部品の更新に追われにくい作り方です。
今のドメインのまま作り直し、古いページのURLから新しいページへ転送することもできます。どの道がいいか迷っている段階でも、相談だけでお気軽にどうぞ。

よくある質問

Q. 古い版のホームページ・ビルダーは、もう使えないのですか?

パソコンで起動できれば、使うことはできます。
ただ、サポートが終わった版は、動かなくなったときにメーカーに頼れません。個人で買った版なら、22も2026年6月でサポートが終わっています。

Q. 古い版で作ったデータは、23で開けますか?

ジャストシステムの公式サイトでは、古い版で作ったホームページは、23に入っている「ホームページ・ビルダー クラシック」で編集できると案内されています。
ただし、23のもう一つの「SP」とクラシックには互換性がなく、SPでは古い版のデータを開けません。

Q. パソコンを買い替えます。何をしておけばいいですか?

古いパソコンが動くうちに、ホームページのデータが入ったフォルダを探して、控えを取っておいてください。
SPで作ったサイトはエクスポート、クラシックで作ったサイトは公式の移行手順で保存するよう案内されています。サーバーに接続するための設定(FTPの情報)も控えておくと、新しいパソコンで続けやすくなります。

Q. ホームページ・ビルダーで作ったホームページを、制作会社に直してもらえますか?

相談できる制作会社はあります。
ホームページ・ビルダーのデータをそのまま触るより、今のページの内容を元にして作り直す提案になることが一般的です。今のドメインを使い続けたいことは、最初に伝えてください。

Q. 自分のホームページがホームページ・ビルダー製か分かりません。

パソコンでページのソースを表示し、「Homepage Builder」と入れて探してみてください。
見つかれば、その行にある数字が、作ったり直したりした版の手がかりです。見つからない場合も、設定で消しているだけのことがあります。

まとめ

結論
終了した?していない。23が2025年6月に発売され、販売中
困るのは古い版のまま使っている場合。個人向けは22も2026年6月でサポート終了
まずやることページのソースで「Homepage Builder」を探し、作った版を確かめる
一番多い困りごとパソコンの買い替えで更新できなくなる。データの場所は今のうちに確かめる
乗り換えるなら23に買い替える/WordPressに移る/制作会社に作り直してもらう。ドメインとURLは失わない

ホームページ・ビルダーで作ったホームページは、今も各地で使われています。
古いから今すぐ困る、というものではありません。ただ、パソコンを買い替えたときや、作った人が触れなくなったときに、急に手が止まります。
その前に、今のホームページをどうするか、一度考えておいてください。

今のドメインのまま、作り直せます

ホームページ・ビルダーで作ったホームページを、スマホでも見やすい形に作り直します。お店の名前が入ったデモサイトを無料でお作りするので、今のホームページと見比べてから決めてください。

無料でデモを依頼する →