ホームページが古いとどうなる?放置のリスクと、直すか作り直すかの見分け方

古いパソコンの画面の昔風のホームページと、スマホの新しいホームページを並べた様子

「うちのホームページ、もう何年も触っていないけれど、このままで大丈夫だろうか」
見た目が古いのは分かっていても、困っていないから、と後回しにしていませんか。

先に結論です。古いホームページで本当に困るのは、見た目より「見えないところ」です。
https に対応していない作りやスマホで崩れる表示は、お客様を逃がします。サポートの終わった古いソフトは、乗っ取りの入口にもなります。
まずは無料のツールで、自分のホームページの状態を確かめるところから始めてください。そのうえで、表示や情報も自分の目で確かめれば、直すだけで済むのか、作り直したほうがいいのかの見当がつきます。

こんにちは。
三重県でホームページ制作をしているMYコンサルティング株式会社、代表の宮本です。

当社が作り直しを担当したホームページの中には、10年以上前に作られ、https に対応していないまま動いていたものもありました。
この記事では、古いホームページを放置すると何が起きるのか、古さを自分で確かめる方法、直すか作り直すかの見分け方を順番に説明します。

「古いホームページ」とは、どこが古いのか

ホームページの古さは、見た目だけではありません。大きく分けると、次の3つです。

古さ中身気づきやすさ
見た目の古さデザインが昔風、写真が小さい、文字が詰まっているすぐ気づく
情報の古さ営業時間・料金・メニューが昔のまま、最後のお知らせが何年も前お店の人は気づきにくい
作りの古さhttps に対応していない、スマホで崩れる、サポートの終わったソフトやサーバーで動いているほとんど気づかない

見た目の古さは、好みの問題で済むこともあります。
困るのは、情報の古さと作りの古さです。どちらも、お店の人が普段見ないところで起きています。

古いまま放置すると起きる5つのこと

起きることなぜ起きるか
① ブラウザに「保護されていない通信」と出るhttps に対応していないため。2026年10月に出たChrome 154からは、開く前に警告画面が出るようになった。見た人が不安になって引き返す
② スマホで崩れて、読まれないスマホが普及する前の作りのまま。今はスマホで見る人が多い
③ 古い情報を信じて来たお客様を怒らせる営業時間や料金が昔のまま。初めて来る人は、ホームページの情報を頼りに来る
④ 乗っ取り・改ざんの入口になるサポートが終わった古いソフトやサーバーは、見つかった弱点が直されないまま残る
⑤ 検索で見つけてもらいにくくなるGoogleは、主にスマホで見たときの内容をもとに検索に載せている。スマホ版で内容が欠けたり読めなかったりすると不利になる

①と②は、見た人がその場で引き返す原因になります。
https の話は「保護されていない通信」の原因SSLとは、スマホでの見え方はスマホ最適化とはで詳しく説明しています。

いちばん怖いのは④です
乗っ取られたホームページは、知らないうちに怪しいページへ転送されたり、迷惑メールの送り元に使われたりします。
お店の人が気づくのは、お客様から「変なページが出る」と言われてから、ということもあります。とくに、何年も更新していないWordPressのサイトは注意が必要です(WordPressとは)。
当社がWordPressを使わず静的HTMLで作っているのは、このためです。動く仕組みが少ないので、本体やプラグインの更新が無く、放っておくうちに弱点が増えていく心配が小さくなります。

自分のホームページの古さを確かめる方法

まずは、次の5つを確かめてください。聞く相手が要るもの以外は、どれも数分でできます。

確かめることやり方
https に対応しているかホームページを開き、アドレス欄のURLが「https://」で始まるかを見る。Chromeで「保護されていない通信」、iPhoneのSafariで「安全ではありません」と出たら非対応(Chromeでは今は鍵の形のマークが出ないので、鍵の有無では判断しない)
スマホで崩れないかスマホで開き、文字を拡大しないで読めるか、ボタンが押しやすいかを見る
最後に情報を更新したのはいつかお知らせの日付を見る。分からなければホームページの更新日を調べる方法で確かめる
古いソフトで動いていないかURLの後ろに「/wp-admin/」を付けて開き、WordPressのログイン画面が出ればWordPress製。最後にいつ本体とプラグインを更新したかを、作った会社に「WordPressとプラグインの版は最新ですか」と聞く
情報が今と合っているか営業時間・定休日・料金・電話番号・地図を、今のお店と見比べる

無料ツールで、まとめて確かめる

当社では、ホームページの状態をまとめて確かめられるサイト健康診断を無料で公開しています。
URLを入れるだけで、https(SSL)・スマホ向けの設定・検索に出ない設定のし忘れ・SNSで共有したときの表示・表示の速さなど、12の基本設定をまとめて確かめられます。登録は要りません。
×が付いた項目は、直すかどうかを考える目安になります。表示の崩れや情報の正しさまでは分からないので、上の5つと組み合わせて使ってください。

直すか、作り直すかの見分け方

古いところが見つかっても、すぐに作り直す必要があるとは限りません。
目安は次のとおりです。

状態おすすめ
情報が古いだけ(作りは新しい)直す。文章や写真を今の内容に書き換える
https だけが未対応(スマホでは崩れない)直す。サーバー側の設定で対応できることが多い
スマホで崩れる作り直しを考える。部分的に直すと、かえって費用がかさむことがある
サポートの終わったソフトやサーバーで動いている作り直しも考える。ソフトの更新やサーバーの引っ越しで済むこともあるが、古い作りだと動かなくなることが多い
自分で更新できない・頼める先がない作り直しを考える。今後も更新できる形にするのが先

「直す」で済む場合、文章や写真の書き換えは今の制作会社に、https の設定は契約しているサーバー会社に頼むのが近道です。

どちらに当たるか迷ったら、URLを送ってください
当社がホームページを見て、直すだけで済むか、作り直したほうがいいかをお答えします。相談は無料です。相談だけしてみる

作り直すと決めたら、進め方はホームページリニューアルの進め方にまとめています。
今のドメイン(URL)を残したまま作り直すこともできます。その手続きはドメイン移管とはで説明しています。

実例:10年以上前のホームページを作り直したとき

当社が作り直しを担当した、三重県内のお店のホームページの例です。
10年以上前に作られたもので、https に対応しておらず、古いサーバーの仕組みのまま動いていました。

作り直す前作り直した後
https非対応(「保護されていない通信」と表示)対応
URL—今までのドメインをそのまま使用。古いページのURLから新しいページへ自動で案内

作り直しで気をつけたのは、今までのURLを失わないことでした。
名刺やチラシに印刷されたURL、ほかのサイトからのリンクは、何年も前のものが残っています。古いページのURLにアクセスした人も、新しいページへ自動で案内されるように設定しました。

今日からできる応急処置

すぐに作り直せない場合でも、次のことは今日からできます。

  • 営業時間・定休日・料金を、今の内容に直す(自分で直せなければ、そのページだけでも制作会社に頼む)
  • Googleマップの情報を最新にする。ホームページより先に見られることもあるため(Googleビジネスプロフィールとは)
  • ドメインとサーバーの名義・期限を確かめる(ドメインの有効期限を確認する方法)
  • お知らせの欄が何年も止まっているなら、その欄を外す。止まったお知らせは「営業していないのでは」と思われる

よくある質問

Q. 古いホームページを残したまま、新しく作ってもいいですか?

おすすめしません。
古いほうが検索に出続けると、お客様が古い営業時間や料金を見てしまいます。同じドメインで作り直すか、別のURLで作るなら古いページから新しいページへ転送してください。

Q. 見た目が古いだけなら、そのままでいいですか?

https に対応していて、スマホで崩れず、情報が今と合っていて、使っているソフトのサポートも切れていないなら、急いで作り直す必要はありません。
ただ、見た目の古さが「営業していないのでは」と思われる原因になることはあります。

Q. 古いホームページを消してしまっても大丈夫ですか?

消す前に、ドメインをどうするかを決めてください。
ドメインを手放すと、そのURLやメールアドレスを他人に取られるおそれがあります。使い続けないとしても、すぐには手放さないほうが安全です。

Q. 昔のホームページの中身を見たいのですが、方法はありますか?

Internet Archiveの「Wayback Machine」というサービスで、過去に保存されたページを見られることがあります。
ただし、すべてのページが保存されているわけではありません。作り直す前のページは、自分たちでも控えを取っておくと安心です。

Q. 作った会社と連絡が取れません。

まず、ドメインとサーバーが誰の名義で、いつまで有効かを確かめてください。
そのうえで、ほかの会社に作り直しを頼むか、管理を移すかを決めます。ドメインの期限は無料で調べられます。

まとめ

結論
本当に困る古さ見た目より、情報の古さと作りの古さ(https・スマホ・古いソフト)
放置すると警告が出る・スマホで読まれない・古い情報で怒らせる・乗っ取りの入口・検索で不利
まず確かめることhttps・スマホ表示・最後の更新日・情報の正しさ。基本設定はサイト健康診断でまとめて確認できる
直すか作り直すか情報や https だけなら直す。スマホで崩れる・古いソフト・更新できないなら作り直しを考える
作り直すときの注意今までのURLとドメインを失わない

古いホームページは、壊れているわけではないので、つい後回しになります。
ただ、お客様は今もそのホームページを見て、お店を判断しています。
「うちのホームページは直すだけで済むのか、作り直したほうがいいのか」を見てほしい方は、無料相談からお気軽にご連絡ください。

今のホームページを見てから、一緒に決めます

MYコンサルティングでは、お店の名前が入ったデモサイトを無料でお作りしています。今のドメインを残したまま作り直すこともできるので、まずは見比べてから判断してください。

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