ホームページに必要なページと構成|小さなお店は何ページで何を載せる?

机の上に並べた付箋とメモで、ホームページのページ構成を考えている手元

「ホームページを作りたいけれど、何ページ要るのか、何を載せればいいのか分からない」
制作会社に相談する前の段階で、ここで手が止まる方は少なくありません。

先に結論です。小さなお店や会社が最初に作るなら、1ページか、5ページ前後で足ります。
メニューやサービスが少なく、まず「検索して出てくる場所」がほしいなら1ページ。施工例やスタッフ、料金表など、見せたいものがいくつかあるなら5ページ前後です。
載せる中身は、業種が違っても「何の店か」「いくらで何ができるか」「どこにあって、いつ開いているか」「どう連絡すればいいか」の4つが土台です。

こんにちは。
三重県でホームページ制作をしているMYコンサルティング株式会社、代表の宮本です。

ホームページの構成を調べると、サイトマップ(どのページを作るかの一覧図)やワイヤーフレーム(1ページの中に何を上から順に置くかの設計図)の作り方がたくさん出てきます。
小さなお店や会社なら、そこまで本格的なものは要りません。
この記事の「業種別の表」がサイトマップの代わりになり、「1ページ型の並び順の表」がワイヤーフレームの代わりになります。

何ページで、何をどの順に載せるかを、制作会社にそのまま渡せる形まで決められるように書きます。

1ページ・5ページ前後・それ以上の見分け方

ページ数は、「載せたい情報の量」と「この先どれだけ増やすか」で決まります。
お店の規模や見栄えで決めるものではありません。

1ページで足りる5ページ前後がいいそれ以上が要る
メニュー・サービス数が少なく、1つの表に収まる種類が多く、料金表や説明が長くなるサービスごとに詳しいページを作りたい
写真で見せたいもの店内や商品を数枚施工例・スタイル写真などを並べたい施工例や事例を毎月のように増やしたい
更新営業時間やメニューが変わったときだけお知らせを時々出したいブログやお知らせを続けて書く

そもそもホームページが要るかどうかで迷っている方は、先に会社やお店にホームページは必要?を読んでみてください。

業種別に見る、最初に要るページ

トップページのほかに、業種ごとに最初に用意したいページの例です。
1ページ型なら、この表の各ページを「1ページの中の区切り」に置き換えて考えてください。

業種最初に要るページあると選ばれやすいもの向きやすい形
飲食店メニュー・料金/店舗情報(地図・営業時間・定休日)/予約・問い合わせ方法料理と店内の写真、席数・個室・駐車場1ページから
美容室・サロンメニュー・料金/スタッフ紹介/店舗情報/予約方法スタイル写真、初めての方への案内1ページか5ページ
小売店扱っている商品/お店について/店舗情報入荷・季節のお知らせ1ページから。通販をするなら別に考える
工務店・外構などの施工業施工例/サービス・工事の流れ/会社概要/見積もり・問い合わせ対応エリア、施工前後の写真5ページ前後。施工例を増やし続けるならそれ以上
士業・教室業務内容・コース/料金/代表・講師紹介/問い合わせよくある質問、相談や体験の流れ5ページ前後

どの業種でも、フォームで名前やメールアドレスを受け取るか、アクセス解析(見に来た人の数や動きを調べる仕組み)を入れるなら、プライバシーポリシーのページを置きます。
フォームのそばにリンクを置いて、送る前に利用目的を見られるようにします。

商品やサービスを、サイトや電話・メールで申込みを受けて売るなら(オンライン講座も含みます)、特定商取引法に基づく表記も必要です。
店頭で売るだけ、お店を紹介するだけのサイトなら通常は要りません。
どれが要るかの判定はホームページに必要な法律のページにまとめています。

1ページ型は、上からこの順に並べる

1ページ型(制作会社はLPとも呼びます。言い方は後ろの表にまとめました)は、1枚の縦に長いページに全部を載せる形です。

順区切り載せること
1ファーストビュー開いてすぐ見える範囲。店名・何の店か・地域が分かる一文と写真、予約や問い合わせのボタン
2お店の特徴選ばれる理由を2〜3つ
3メニュー・サービスと料金主なものと料金。お客様向けの料金は税込の金額で書く
4写真商品・店内・施工例など、言葉より写真のほうが伝わるもの
5ご利用の流れ・予約方法初めての人が、何をすればいいか
6よくある質問電話でよく聞かれることを3〜5つ
7人・お店の紹介店主やスタッフの写真と、ひとこと
8店舗情報住所・地図・営業時間・定休日・駐車場
9お問い合わせフォームや予約への入口。もう一度ボタンを置く

訪れた人がまず知りたいのは、「ここは自分の探している店か」と「いくらで何ができるか」です。
そこで答えが見つかってから、写真や人柄を見て「行ってみよう」と決めます。

当社がお客様のホームページを作るときも、代表の方の自己紹介をファーストビューのすぐ下に置くことは避けています。
商品やお店、地域の話を先に置き、人の紹介は終盤に写真と一緒に入れます。
ただ、店主の人柄で選ばれているお店なら、早めに顔を出すほうが合うこともあります。
ここはお店しだいです。
代表挨拶をどこに置いて何を書くかは、ホームページの代表挨拶の書き方にまとめています。

5ページ型のページ割りと、トップページに載せる順番

5ページ型は、トップページと、その下にぶら下がる4ページ(下層ページ)で組みます。
下層ページは、業種別の表の「最初に要るページ」と「あると選ばれやすいもの」から4つ選ぶのが基本です。

業種下層ページ4つの例
美容室メニュー・料金/スタイル写真/スタッフ/店舗情報・予約
施工業施工例/サービスと工事の流れ/会社概要/見積もり・問い合わせ

トップページは、下層ページの内容を全部書く場所ではありません。
各ページの「さわり」を見せて、詳しく知りたい人をそのページへ送る役目です。

順トップページに載せること
1ファーストビュー(何の店か・地域・問い合わせボタン)
2特徴を2〜3つ
3下層ページへの入口(メニューの一部、施工例を3件など)
4お知らせ(更新できる場合だけ)
5店舗情報の要点(住所・営業時間)
6お問い合わせへの入口

いちばん手をかけるのは、1番のファーストビューです。
開いてすぐの画面に入れる3つのことは、ファーストビューとはに書きました。

当社の制作サービスのトップページでも、2026年10月に見出しの下の一文を書き換えました。
今は「契約の前に、お店の名前が入ったデモサイトを無料でお作りします。見てから決めてください。」として、そのすぐそばに「まずは無料デモから」というボタンを置いています。

載せないほうがいいもの

ページを埋めようとして、かえって印象を下げてしまうものもあります。

載せないほうがいいもの理由代わりにすること
更新できないお知らせ欄最後の更新が何年も前だと、営業しているのか不安にさせる更新できないなら最初から置かない
「準備中」のページ中身が無いページは、見た人をがっかりさせるできてからメニューに加える
終わったキャンペーン・古い料金見た人との行き違いになりやすい期限のあるものは、終わったらすぐ消す
ネットで拾った写真他人の写真を無断で使うと、著作権の問題になる自分で撮った写真か、利用条件を確かめたフリー素材を使う
自宅の住所(自宅で営んでいる場合)番地まで出すと、プライバシーの心配がある来店不要なら市町村までにする方法もある。ネットで売るなら住所の表示が原則必要

電話番号は、飲食店や美容室のように電話で予約を受けるお店なら、すぐ見つかる場所に置きます。
一方、営業電話が多くて困っているなら、フォームに寄せる手もあります。
当社の会社概要ページでは電話番号を載せず、お問い合わせはフォームへご案内しています。
住所・電話番号・地図をどこまで載せるかは、会社概要の書き方で項目ごとに説明しています。

打ち合わせで出てくる言い方

制作会社との打ち合わせでは、同じものを別の言い方で呼ぶことがあります。
意味が分かっていれば、聞き返さずに済みます。

打ち合わせで出る言い方この記事での言い方
コンテンツ・掲載内容・掲載情報ホームページに載せること
サイトマップ・サイト構成図・ページ構成何ページ作って、どう分けるか(業種別の表)
ワイヤーフレーム・レイアウト1ページの中に、何を上から順に置くか(並び順の表)
LP・ランディングページ1ページ型
下層ページ・サブページトップページ以外のページ
CTA・導線予約や問い合わせのボタンと、そこへ行く道筋
フリー素材利用条件を守れば無料で使える写真

原稿を用意するときのチェックリスト

制作会社に頼むときも、自分で作るときも、先に次のものをそろえておくと話が早く進みます。
依頼してから公開までの間に、いつ何が要るかは、ホームページ制作の流れと期間に段階ごとに書いています。

用意するもの確かめるところ
店名・会社名読み方、正式な表記(英字や旧字を使っていないか)
何の店かを一文で「伊勢市の◯◯専門店」のように、地域と業種が入っているか
特徴・選ばれる理由2〜3つ。ほかの店と比べて言えること
メニュー・サービスと料金最新の料金か。お客様向けは税込の金額で書くのが基本(消費税の課税事業者は税込表示が義務)
住所・営業時間・定休日祝日や年末年始の扱い、駐車場の有無
写真外観・店内・商品・人。スマホで撮ったものでもよい
ロゴデータがあるか。無ければ店名の文字で作る
連絡・予約の方法電話・フォーム・予約サイトのどれで受けるか
よくある質問実際に聞かれることを3〜5つ
載せたくないこと自宅の住所、顔写真、取引先の名前など

この表は、制作会社に渡す原稿のたたき台にそのまま使えます。
スマホのメモに上から書いて、できたところまでで送ってください。
空欄があっても、打ち合わせで埋められます。
写真はスマホで撮ったままで構いません。

当社にご相談いただく場合も、このメモと写真があれば、デモサイトをお店の内容に近づけてお作りできます。

当社のプランと、ページ数の決め方

当社のプランは、ページ数で3段に分けています。

プランページ数向いている方
1ページ(LP型)1ページメニューが少ないお店
5ページまでトップ+下層4ページ見せたいものがいくつかある方
ページ数制限なし要相談事例を増やし続けたい、複数の店舗や拠点がある方

当社では、ご契約の前にお店の名前を入れたデモサイトを無料でお作りしています。
デモは最短1日で、写真がなくてもフリー素材で形にします。
実際の画面を見ながら「この区切りは別ページにしたい」「ここは要らない」と決められるので、紙の構成図より判断しやすくなります。

ご契約のあとは、ヒアリングをして写真や情報をいただき、差し替えや文言の調整、ページの追加をします。
ご契約から公開までは、1ページなら1日〜2週間、5ページまでなら2週間〜1ヶ月が目安です。
進め方の全体はご利用の流れ、料金は料金プランに載せています。
一般的な制作費の相場はホームページ制作の費用相場をご覧ください。

よくある質問

Q. 1ページだけのホームページでも、検索に出ますか?

出る見込みは十分にあります。
店名や「地域名+業種」で探されたときなら、1ページでも狙えます。
ただ、どのページ数でも、検索に載ることの保証はありません。
いろいろな言葉で見つけてほしいなら、ページを分けるほうが向いています。

Q. 最初は1ページで作って、あとからページを増やせますか?

増やせます。
はじめから増やす前提にしておくと、メニューの並びやデザインを大きく変えずに足せます。
依頼するときに、先の予定も伝えておいてください。

Q. 原稿は自分で書かないといけませんか?

きれいな文章でなくて構いません。
箇条書きのメモや、お客様によく聞かれることを話してもらえれば、文章に整えてくれる制作会社もあります。
依頼する前に、原稿づくりが料金に入っているか確かめておくと安心です。
まずは上のチェックリストをスマホのメモに写して、埋められるところから埋めてください。

Q. 小さなお店にも「会社概要」のページは要りますか?

来店型のお店なら、住所・営業時間・定休日をまとめた「店舗情報」で足りることが多いです。
法人として取引をする施工業や士業は、会社概要があると、相手に安心してもらいやすくなります。
載せる項目は会社概要の書き方に一覧があります。

Q. ブログやお知らせのページは作ったほうがいいですか?

続けて書けるなら作る価値があります。
書く時間が取れないなら、無理に作らないほうが安全です。

まとめ

結論
ページ数情報が少なければ1ページ、見せたいものがいくつかあれば5ページ前後、増やし続けるならそれ以上
載せる土台何の店か・いくらで何ができるか・どこでいつ開いているか・どう連絡するか
1ページ型の並びファーストビュー → 特徴 → メニューと料金 → 写真 → 流れ → 質問 → 人 → 店舗情報 → 問い合わせ
載せないもの更新できないお知らせ、準備中のページ、古い料金、拾った写真、自宅の番地
準備チェックリストをスマホのメモで埋めて送る。写真は後からでもよい

ページ数や構成は、最初に完璧に決めなくても大丈夫です。
まず小さく作って、お客様から聞かれることが増えたらページを足していけば十分です。
何ページにするか迷っている方は、実際の画面を見ながら一緒に決めましょう。

何ページ要るか、デモを見て決めませんか

お店の名前を入れたデモサイトを、ご契約の前に無料でお作りします。画面を見ながら、要るページと要らないページを決めてください。

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